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John Coltrane - Blue Train [Artist A-C]

「長い編成の重量級の列車が怒涛のように駆け抜けていく」、という印象のコルトレーンのシーツ・オブ・サウンドですが、これにbluesといううねりのあるテーマは、考えてみればぴったりの組み合わせです。たった一音でそれとわかるほど力強い彼の音ですが、逆に周りのあらゆるものとの調和からはみ出し、落ち着く場のないまま宙を舞い続けます。その存在感と危うさは、ちょうどゴッホの絵画の色彩に合い通じるものがあります。
bluesはシンプルゆえにかなり定型的で個性を出すのが難しい。しかしここでのコルトレーンの音群は、彼の中でまるで全く別の概念と美学に基づく「blues」が存在していて、それをそのままの形で放出しているように感じます。「これってbluesだけど、何たるbluesなんだろう!」と圧倒されるばかりです。
ホーン系のソロでは、Curtis Fullerが一番オーソドックスな解釈の中での演奏なのですが、コルトレーンと彼との間にちょうど中間的な解釈のLee Morganが位置していて面白い。


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