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Beth Orton - Super Pinky Mandy [Artist M-O]

彼女の「本当の」デビュー作品は、なぜか日本のみの発売で現在廃盤。多分、オフィシャルなディスコグラフィーからは抹殺されているのでは、と思われるほど不当な扱いを受けています。とにかく現在入手不可能といわれている至宝の筆頭に上げてもいい幻の作品です。東芝EMIというレコード会社はこういう人騒がせがお好きなのか、この他、Everything But The GirlのTracey Thornが歌うOver The Rainbowが入った、トランペット奏者のJames McMillanのアルバムも廃盤で、長くファンの間で気が狂わんばかりの捜索が続いています。

そういう皆が聞きたくても聞けない作品についてコメントするのは気が引けるのですが、「なぜこれが廃盤なの?」と言いたくなるぐらい、いい内容なので、復活の願いを込めて紹介します。William Orbitプロデュースで、ほとんどの曲は何らか別の形で、その後発表されているのですが、いずれもこのオリジナルのバージョンとは異なります。どちらかというとアクの強い彼女の声も、ここではまだ押さえ気味で、逆にその分、すっと入ってきます。全体的にアコースティックなタッチで、BethのボーカルやOrbitのアコギや生ピアノが際立つようなミックス。楽曲のすばらしさはもちろんのこと、ポップとロックの中間を行くような音のテイストも絶妙で、Trailor Parkとも、はたまたChemical Brosなどとの競演で魅せるエレクトロニック・ディーバの顔とも異なる、彼女のもう一つの顔といっていい内容。彼女自身が気に入っていないのかもしれませんが、デビュー作ならではの初々しさとストレートさに満ちた、他の作品に引けをとらない出来だと思います。ぜひともこれを再発し、正式にBeth Ortonの第一歩として認識してもらえるようになって欲しいと切に思います。


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