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Everything But The Girl - Love Not Money [Artist D-F]

タレントの渡辺満里奈さんといって真っ先にebtgを思い浮かべる人は、そうそういないと思われますが、筆者はそういう稀有なひとりです。Essence And Rareという日本編集ベスト盤で、ライナーノーツを書いておられるのですが、これが下手なファンが吹っ飛ぶほどのマニアックな内容なのです。

ちなみにこのベスト盤は、題名のとおりレアなB面曲などが含まれていたこともあって、海外でも出回っていたのですが、あちらの方々はこのライナーノーツなるものに何が書いてあるのかがわからず、悶々としておられました。そういうこともあって、筆者はその昔、この満里奈さんと音楽評論家の伊藤英嗣氏のライナーを英訳して(ごめんなさい、勝手にです・・)、ebtgのメーリングリストに投稿したことがあります。だからどうというわけではないのですが、海外のファンからは当時大変ありがたがられました。

さて、そのライナーの内容ですが、彼女がebtgのBenとTraceyにインタビューした際にサインをしてもらったのが、このLove Not Moneyに入っているAngelという曲の12インチシングル盤。Love Not Moneyもサイン向きのかわいらしいアルバム・ジャケットですが、わざわざ12インチなところがニクイですね。おまけに、このシングルについて、
「B面のPigeons In The Attic Roomという曲が大好きなのですが、このベストに入っていなかったので、また今度アルバムに入っていない曲ばかりでCDを作って、入れてくださいね。」
と結ばれています。ちなみに、このPigeons..という逸品は、その後もしばらくは入手困難で、2002年に出たベスト盤Like The Deserts Miss The Rainの初回限定ボーナスディスクにようやく収録された、という経緯があります。

ふう。ここまでくじけずに読んでいただけた方が、どれほどいらっしゃるかわかりませんが、ebtgはデビュー当時から、こういうこだわり派に支持されてきたグループです。Benが大病を患ってからは、クラブ寄りに大きく路線を変更しましたが、昔は非常にアコースティックな音作りをしていました。本作は、フォーク・ロック調がもっとも顕著な通算2作目。当時Traceyはつんつんにスパイク立てた攻撃的な髪形をしていたのですが、やわらかな音の感触の中にも、若者の傷つきやすい心象が焼きついたエバーグリーンな一枚。


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コメント 2

ayumusic

はじめまして。
とても好きなアルバムです。この当時のUKのインディーズシーンって熱かったですよね。
by ayumusic (2005-12-17 12:12) 

ezsin

熱かったですね。
いいバンドが次々出てきて、音楽地図を塗り変えるような勢いがありました。インディーレーベルを扱う輸入盤屋さんに入るととわくわくしたものです。作り手と聞き手が何か熱い想いを共有していたような気がします。
by ezsin (2005-12-17 21:06) 

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