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Amadou & Mariam - Dimanche a Bamako [Artist A-C]


アフリカ・マリの盲目の夫婦、AmadouとMariamが活動を開始してから30年になるのだそうです。アフリカンポップス独特のきらびやかなサウンドと、弾むようなリズムに加え、ラテン、フォーク、ブルースの味付けがされ、果てはパトカーのサイレンの音までコラージュされていて、正真正銘、グローバルで通用する極上のエンタテインメント。というより、もはやアフリカだけを特別視することがおかしいと、改めて実感させられます。確かにその自然、文化、人々の価値観、そしておそらく人生観まで、日本にいるわたしたちとはあまりにかけ離れた遠い地域、アフリカ。そこで奏でられる喜怒哀楽の音楽表現が、どれだけわたしたちの日常に影響するのだろうと思うのは不思議ではありません。しかし、現にこうして鳴っている音は、そんな懸念を吹っ飛ばすほど身近で、心に直接に訴えかけてくる迫真性に満ちています。アフリカから届く音はどれも共通して、時代を超越し、われわれの遠い祖先のゆりかごを思わせるぬくもりがこもっている、と感じるのは筆者だけでしょうか。

本作は、元フランスのパンクバンドMano NegraのリーダーであったManu Chaoによるプロデュースで、一気にメジャーフィールドで知られる存在となりました。確かに「西洋的」な味付けが加えられていますが、このデュオの作る音楽の本質は、多少の化粧の違いで色あせるものではありません。Amadouのギターは幻惑的、Mariamの声はおっかさん的。15曲、全く飽きさせることなく、極彩色のフリーマーケットを探索しているような楽しさを堪能させてくれます。


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