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Blue Six - Beautiful Tomorrow [Artist A-C]

シルクのように滑らかなソウルフル・ハウス・ミュージック。ハウスの心地よいビートに、ソウルの官能的なフレーバーをまぶせば、粋でかっこよくてセクシーな音の出来上がり。と一般には捉えられていますが、ソウルの側から見ると少々事情が違う。

もともと「ソウル」というように、官能的な面はもちろん、切々とした心情を訴えるものから、力強さを強調するものまで、人の心の動き、まさに「魂」を表現しようとする音楽。軽やかなナンバーも、もともとは軽やかな心の動きを追ったもの。そこが魅力である反面、そこが逆に暑苦しかったりする。常に表現者の人としての側面や心としての状態が見えてくるのは、TPOによってはうっとうしいこともあります。

Naked Musicの一連のダンス・ミュージックは、このうっとうしさから開放されているとても身軽な音楽です。コアなソウルファンから一蹴されることが多いのですが、それももっともな話。なぜなら彼らが「ソウル」と呼ぶ中核的な部分自体を、解毒化しているか、きれいさっぱり抜いてしまっているのですから。

Blue SixのJay Denesは、この解毒化のワザにとても長けたアーティスト。ソウルからソウルを抜いてしまうと、得てして飽きっぽい気の抜けたサウンドになりがちなのですが、しっかりグルーヴを保ち、様々な音の表情を見せることのできる力量を持っています。このあたりの「解毒の極意」については、本人の言葉が一番うまく表現しています。
「ソウル、ダンス、ジャズ、エレクトロニクスなど様々な音楽を融合しようと考えているけれども、それらが単に寄せ集めにならず、作品自身がもつ内部規律の中で一つの美的調和を保つように心がけている。」


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