So-net無料ブログ作成
検索選択

Paul Van Dyk - Reflections [Artist V-Z]

長時間の空のフライトに欠かせないのは、いい音楽です。昔は何を持っていこうかとあれこれ悩みながら、苦労してMDを編集したものですが、今はiPodにいつも必携ライブラリが入っているので、ずいぶん楽になりました。もうひとつ難癖が機内の騒音。それなりの音量のある曲はともかく、静かな曲は聞けたものではない。ノイズキャンセル機能のついたものなどを試しましたが、どうしても肝心の音が犠牲になっている気がする。そんな中で、わかったのがインナーイヤタイプのイヤホンの効果。筆者はShureのE4Cを使っていますが、感動するくらい外の騒音を遮断し、クリアで上質の音を直接耳に届けてくれます。

一方で、窮屈で特殊な環境にいると、聴きたい音楽が、通常の感覚とちょっと変わってきます。長いフライトの間に、聞きそびれていた新譜をまとめて聞こう、などと乗る前は思うのですが、いざとなると、足はなまってくるは、へんな時間に機内食は食べさせられるはで、とてもそんな元気がなくなってくる。

今もこの原稿は機内で書いているのですが、聞いているのはPaul Van Dyk。これが実にいいのです。トランスのビートが、時差ぼけ気味の脳にとっての炭酸飲料のように、プチプチと心地よく刺激してくれます。その上を情景的なキーボードが悠然と流れるので、全体としてはゆったりできる。時より入る女性コーラスは、窓の外に広がる雲の景色にぴったりと合う。Nothing But Youなどは、究極のフライト・トランキライザーではないでしょうか。

PVDはDJであるとともに、自分の作品もしっかりと作っています。トランスを基本としながら、伝統的なユーロビートのポップで情緒的な面を取り入れて、クラブサウンドだけに終わない身近なポップミュージックを届けれくれています。本作はトランスとポップがより有機的に結びついた、完成度の高い作品。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。