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Talvin Singh - Ha [Artist S-U]

インド系イギリス人のタブラ奏者Talvin Singhの2作目。伝統的なインド音楽の基礎を持ちつつ、スタイルは現代的なビート・ミュージック。きっとエレクトロニックや打ち込みに肌感覚が合ったのでしょう。原則を踏襲しながらも、自由自在にタブラを操って万華鏡のような多彩なサウンドを作り出しています。

さすがにまずパーカッションの多様性が光ります。T9のSee Breezeではドラムンベースと合体して厚みのあるリズムを作り出したり、T6のDubiaでは、電子音の打ち込みと壮絶にバトルさせてエネルギーを放出したりしています。T5のSway Of The Versesでは、一転して雄大なシンセサウンドに、陰影をつけるように高温の連打を加えて、エキゾチックな風景を作り出しています。

面白いことに「声」も一つの素材として、いろいろな加工をして遊んでいます。いかにもインドっぽい幽玄的な女声ボーカルから、強烈なインド訛りの英語によるTwinkle Twinkle Little Starが出てきたかと思えば、パーカッション風なスキャットまで。うまくタブラの打ち出すリズムに織り込まれていて、全体として非常にユニークな音になっています。

ジャンルとしてのインド/西洋ビートの融合、という言い方は何か表層的でしっくりきません。Talvinにとってはもっと本質的なレベルの問題のはずです。オープニングのOneは、12分に及ぶ伝統楽器+エレクトロニック+コーラン的ボーカルのコラボレーション。瞑想的で土着的な一大空間が展開される傑作です。この心地よいリズムに体をまかせ、様々な音や声のモチーフが現れては消えていくのをじっくり聞いていると、彼が追い求めるのが、タブラ=パーカッションを通した精神表現なのではないかと思えてきます。


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名前はあちこちで聞きましたが、彼の音楽の雰囲気はなんとなく分かる、という程度でした。Amazonで試聴したので、ちょっとずつしか聴いていませんが、「It's Not Over」、「See Breeze」、「Bobby Style」などがいいなぁと思いました。
ところで黒豆ココアは、もちろんハウスのですが、いざ味と言われますと普通のココアと少し違う気もしますが、それ程変わらないと思います。目的はイソフラボンとポリフェノール(黒豆のはアントシアニンなのですね)と食物繊維なのです。ビタミンDも加えられています。砂糖ゼロのを買っていつも牛乳に入れて飲みます。(こんなことで熱くなり過ぎました、、、。)
by (2006-02-08 20:26) 

ezsin

凝ってますね。飲みやすくて健康によさそう。
今朝、テレビでチョコレートを美容パックに使う話をやっていました。
http://www.nhk.or.jp/machikado/info/details060208.html
カカオが流行ですね。チャーリーの工場含めて・・
by ezsin (2006-02-09 01:25) 

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