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Jack Johnson - In Between Dreams [Artist J-L]

ロングセラーになっています。アコースティックギターの弾き語り。スタイル自体は何ら新しくありませんが、どこか現代的な香りがします。サーファーが芸術的な活動をするというと、まずLassenの絵画を思い出しますが、あの商魂たくましく、どこか過剰すぎる世界と、Jackの音楽とは天と地の違いがあります。ハワイといっても、もはやエキゾチックではなく、サーフィンも、エネルギッシュな若者のとんがったスポーツではなくなっています。Jack Johnsonがエンジョイしているのは、もっとゆったりしていて、自然との時間を共有するような、LOHAS的なものです。

気取らない、狙わない、だけどとても上質なフィット感を演出してくれる。よく聞くと、本作の一曲一曲は、何かのスタイルに従属していそうで、微妙なところでそうではない。フォークのようでフォークではない、ブルースのようで、ハワイアンのようで、決してそこに落ち着かない。彼が奏でる音楽は、彼の中で完結する。彼が木を見上げ、波の音を聞き、海岸の砂の感触を足の指で感じるように、音楽はスタイルを超えて、彼の価値観の枠の中に収まっていく。シンプルなようで、とても丁寧に考えられて、作られている作品です。

こういう作品が大ヒットするのはすばらしいことです。感性豊かな人たちがたくさんいるのだ、ということが実感できます。彼の新作は、Curious Georgeのサントラです。ディズニーではなくて、Curious Georgeというところが、いいじゃないですか。別に肩に力が入っているわけではない。LOHASの達人に、迷いはありません。きょうもまた、気持ちのいい空気を吸いこむように、軽やかなギターを奏でてくれるのです。


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