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Graham Coxon - Love Travels At Illegal Speeds [Artist A-C]

のっけからの超エッジの効いたギターカッティングに、吹っ飛ばされます。おお!何たるポップ!タイトルのStanding On My Own Againが、現在の彼のスタンスをよく伝えています。もういいかげんBlurやDamonをもちだすのはやめてくれ。オレはオレの音楽をやるんだよ。

冒頭3曲は、アルバムタイトルどおりに、制限速度オーバーのスピードで疾走するハード・ポップ・ロック・ナンバー。どれも超キャッチーでいながら、普通で終わらせない意地みたいなものが強烈に伝わってきて、息をつかせません。かと思うと、T4は急ブレーキをかけてつんのめってしまうようなスローバラード。やってくれます。

とにかく端から端までギターテンションが効きまくりで、うれしくなるくらいに弾けています。ここのところ、ずっと我慢していた言葉「ブリットポップ」を思わず叫ばずにはいられない。あまりに安易に使われすぎていて、ちょっと違うんだよね、とふてくされていた筆者のようなひねくれ者も、迷わず太鼓判を押してしまう。ときどき勢いあまって、アメリカン・ガレージパンクやJohn Lydonっぽくなるところは、まあご愛嬌。よほど溜まったものがあったんだなあ、と気遣ってしまいます。個人的には、Flights To The Sea (Lovely Rain)のようなシンプルなスローナンバーで見せる表現力に、一番惹かれるんですが。

イギリスは寛大な国だなあと思うのは、ビッグネームバンドが解散した後のソロ活動もしっかり評価し、多くのアーティストが新たな成功を手にしていることです。Paul Weller、Morrissey、Richard Ashcroftをはじめとして枚挙に暇がありません。解散後に成功というと、土俵を引退した力士がちゃんこ料理屋で成功する、というイメージで捉えがちですが、彼らは皆、レスリングに転向してオリンピックで金メダル、というぐらい花がある感じでしょうか。


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HMVで本作を試聴してみました。とってもいいですね。速い曲もスローな曲もどちらも。ちょっとひねた感じ(?)もいいですね。
レスリングに転向してオリンピックで金メダル!まさにぴったりな表現ですね。
by (2006-03-09 21:04) 

ezsin

四角いめがねが、こだわりを表してますよね。
by ezsin (2006-03-10 00:32) 

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