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John Legend - Get Lifted [Artist J-L]

今年のグラミー賞で、New Artist、Best Male R&B Performanceなど3部門を獲得した期待のシンガー/パフォーマーのメジャーデビュー作。最近、グラミーの「R&B」というジャンル分けが無意味になっています。というのも伝統的ないわゆる「ソウル」だけを歌うアーティストがだんだん少なくなってきてるから。John Legendもその例にもれず、ヒップホップ調から、軽やかなラップまで、かなり自由にその音楽を展開しています。今のシーンにおいては、これくらい軽くこなさないと、いい音楽は作れません。Johnの場合も、ヒップホップなどは、違うジャンルに挑戦するというよりも、日常的に接する音楽として、しっかりと自分の中に吸収されているのでしょう。

アルバム前半は、昨今のアフロアメリカン・ミュージックのエッセンスを随所に取り入れて、華やかな展開を見せます。ソング・ライティングもそうですか、シルキーながらちょっとセクシーな声は、Marvin Gayeを彷彿とさせます。Marvinも実験好きでしたが、Johnもデビューアルバムから果敢に挑戦しています。彼の場合は、ピアノのクリーンなタッチが一つのトレードマークとなっていて、どんなタイプの曲を演っても、品のよさを保っている。このあたりは、はっきり言って得してます。

ピアノの弾き語りのOrdinary People以降は、一転してしっとりと落ち着いたサウンド。彼の本当の魅力は、やはりじっくりとピアノと向き合ったときに一番発揮されます。ウェットになりすぎずに情感を込めて、それでいて冷静に音楽的バランスを取りながら進行するメロディとボーカルは、充実感に溢れています。あまりに上品で優等生的な出来に、かえって心配になってしまいます。「カクテル・バー・シンガー」などと揶揄される前に、ガツンと熱いライブを披露して欲しいところです。


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音楽チャンネルでPVなどを見たことがあるだけなのですが、とてもかっこいいな~とおもっています。
by (2006-03-13 20:00) 

ezsin

ありそんさんはよく音楽チャンネルを見ていらっしゃいますね。しかもしっかりチェックしていて記憶力がいいです。実はJohn LegendのPVは見たことないのです。しかも顔と名前がなかなか一致しないくらい記憶力が悪い・・
by ezsin (2006-03-13 22:26) 

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