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Death Cab For Cutie - Plans [Artist D-F]

「ネオアコースティック」に代わる新しいことばを必要とするくらい、素朴なアコースティック・サウンドの人気は根強い。次から次へと出てくるバンドを追っかけるのは容易ではありませんが、本作のように隅から隅まで気に入ってしまうと、どうしても書きたくなってしまう。Death Cabは今までも聞いてきたバンドですが、本作はどこか違う。なんとなく「完全」を感じてしまう。これは何なのだろう?

Plansのきれいな音は、体に染み込むように入ってくる。凝った展開を意識しないシンプルなメロディ。ピアノとギターの装飾を剥ぎ取った純な響き。均整の取れたコーラスワーク。そして何よりも感傷と美しさとが一体化できていること。メロディとサウンドは哀しいけれども、窓から差し込む朝日のような明るさに満ちている。この泣きたいけど微笑みたい、という相矛盾する感情をひとつに統合できている点が素晴らしい。

「ネオアコ三要素」。哀しさと、明るさと、美しさ。このバランスで音の「質」が決まる。微妙なニュアンスが決まる。Plansは間違いなく、きれいに正三角形になっている。それが「完全」を思わせるのだろうと思います。


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コメント 4

試聴してみただけでも、暖かみを感じる作品ですね。「泣きたいけど微笑みたい」という感覚に陥ることはあります。
by (2006-04-12 21:25) 

ezsin

とても暖かい作品です。
そういう意味では「微笑みたい」という方が、ちょっと強いかもしれませんね。このバンドを風貌を見ていると、確かに泣きたいけど微笑みたくなりますが・・
by ezsin (2006-04-13 00:49) 

round_and_round

おはようございます。
このアルバムの「soul meets body」でデスキャブを知りました。
いいよと言われて買ったら本当によかったのです。
アルバム全部をもう即大人買い。
初めてきいたときの感想は「トラヴィスのシンプル版」でした...
by round_and_round (2006-05-01 06:19) 

ezsin

あっというまにそろえたくなる気持ち、よくわかります(Tシャツもね!)。それくらい愛情の湧くバンドですよね。「トラヴィスのシンプル版」とはまた言い得て妙ですね!こんな表現思いも付きませんでしたが、確かに言われてみれば・・
by ezsin (2006-05-01 23:25) 

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