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Orange Juice - You Can't Hide Your Love Forever [Artist M-O]


水族館に行ってきました。とても久しぶりにイルカのショーを見ましたが、イルカの肌はつるつるしていてゴムみたいです、というアナウンスが妙に耳に残っています。Dolphin。MilesやBill Evansの演奏で有名なOn Dolphin Streetというジャズ・スタンダードがあります。演奏もいいですが、この言葉の響きが好きだったりする。David BowieはHeroesで「イルカのように泳ぎたい」と歌いましたが、今日も見ていて本当に気持ちよさそうでした。アルバム・ジャケットで一番に思い出すのは、Stone RosesのFools Goldのシングル。このJohn Squireのアートワークは、ずっと長いことジャンプするイルカのイメージとして頭の中にあって、今日もカメラを構えながらずっと狙っていたのですが・・。

もうひとつ忘れてはならないのがOrange Juiceの本作。いろんな曲が頭を横切りましたが、FelicityやConsolation Prize、You Old Eccentricのような曲が、今日みたいな完璧な五月晴れの下でイルカを見るのにはぴったり、といったらちょっと作りすぎか。でもきっと同じような思いを込めて、このジャケットにしたのだと思う、この人たちも。

アコースティック・ポップ・ロックのごくごく初期の名バンド。まだメジャーの手の垢にまみれる前。初々しさと、どことなく文学青年的な青臭さが混じった一服の清涼飲料サウンド。Edwyn Collinsの震えるような声が、優しさよりもしっかりした意思を感じさせてくれて頼もしかった。前を向いて、いやなことには肘鉄を食らわせるんだ、というちょっとした気概。この当時のバンドは、みんなそんなこだわりを持っていた。

確かにイルカを見ていると自由を感じる。哺乳類としての共通本能なのか、あんなふうに泳いでいる自分というのが簡単に思い描ける。これってペンギンでもアシカでも感じない感覚。ちょっとした思考の飛躍。もうひとっとびの自分。Orange Juiceがここで歌っているのもそんな世界。

不思議とジャンプしているイルカは楽しそうに見える。ボールを鼻に乗せているアシカも、火の輪っかをくぐるトラも、竹馬に乗っているサルも、間違いなくいやな思いをしながらやっているはず。それに比べて大空に向かって跳ね上がり、バッシャーンと大きな波を立てるイルカたちは、自然のまま。結構楽しい人生送っているのかも、と思ったりしたのでした。


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