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Pet Shop Boys - Fundamental [Artist P-R]

批判を恐れずに書くと、昨今の80sリバイバルがあるから注目を浴びているところがある。本作がどこまで売れるかわかりませんが、タイミング的にはバッチリ。このあとThomas DolbyやHoward Jonesがリバイバルしたとしても驚かないことにしましょう。

実はそんなことは彼らは百も承知。シングル「僕はマヌケと一緒にいる(↓)」のジャケットも大笑いですし、自分達の過去をパロディ化したPVも楽しい。2006年にPSBがいることを何よりも冷静につかんでいるのは、彼ら自身かもしれません。

一貫してニヒルで笑わないポップ・アイコンで居続けるPSB。自分達の音楽で大騒ぎし、楽しく踊っているひとびとを、どこか距離を置いて見つめる冷ややかな視点。Neil Tennantの声質は一発でそれとわかる彼らのトレードマークですが、表情という点では、デビュー当時からまったく変わらない。ポーカーフェイスならぬポーカーボイスと呼びたくなるくらいきっちりとコントロールされている。この踊らされないプロフェッショナリズムが彼らの強み。

ある意味ではやりやすい時代なのかもしれません。過去として明確に対象化されている80年代。そのサウンドの本質を骨の髄まで知り尽くしている彼らからすれば、望まれているものを望まれているままに、何でもござれで提供できる。必要とあらばどんなキャラクターにもなりきれる。

手始めに80s入門者向けの教科書が本作。まずは基本(Fundamental)をしっかり抑えましょう、ということです。


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