So-net無料ブログ作成

Junkie XL - Today [Artist J-L]

平凡な日常をぶん殴ってしまいたくなる。変わりばえのしない毎日のルーチン。どこかから、何かで突破口が欲しい。そんないらいらした気持ちに真正面から応える過激なサウンドをJunkie XLは届けてきた。Saturday Teenage Kickなどは、今聞いてもこぶしが飛んできそうなフツフツ感がたぎっている。

そんな彼から「今日」と題されたアルバムが届いた。彼の目から今はどう写るのか。ちょうどサンドバッグにパンチを浴びせたくなるほど、フラストレーションもたまり気味だし。

というリスナーは完全に肩透かしを食らう。アコースティックギターのリフが切れ味鋭いながらも、颯爽とかき鳴らされるYouthful。MobyかNew Orderばりのセンチメンタリズムに溢れるベタなビートのMushroom。意表を突かれるけれども、即効性の暴力に頼ろうとしていた自分を思わず反省してしまうほど、納得の展開。しっかり彼は進化している。

衝動の行き着く先のやるせなさ、哀しさ。そういってしまうと身も蓋もないけれども、砂浜を歩くモノトーンのジャケットの彼を見ていると、そんな涼しさを感じる。あるいは衝動とともに湧き上がる悲哀と言ってもいい。壊さなければならない現状。それが所詮自分そのものであることの矛盾。ただ嘆いているわけではない。I've Got A Xerox To Copyの徐々に登っていくようなビートを聞いていると、別の開放感が湧き上がってくる。

シングルTodayのPVは、平凡な市民の髪の毛を豹変させてしまう床屋さんが舞台。ヘリコプター型、クリスマスツリー型、中東ヴェール型、扇形などなど奇想天外。表現こそはマイルドになっていますが、本質的な過激さは何ら変わらない。私たちも自己変革の仕方を変えていかなければいけない。泣いてわめいてばかりいても、何も変わらないのですから。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0