So-net無料ブログ作成

David Gilmour - On An Island [Artist G-I]

何組ものアーティストが同じスタジオでライブをするBBCの超人気番組Later...。先週はElvis Costello、Allen Toussaint、David Gilmour、Paul Simonというベテラン達がずらり(考えてみればElvis Costelloが一番若手になる!)。その中で、ホスト役のJools HollandとPaul Simonとのやりとり:
JH:「今日の出演者はよく知っているんですか?」
PS:「もちろん。Allenはこの前ジャズフェスティバルで競演したし、Elvisは昔から知っている。Davidはそのもっと昔からの付き合いだよ。あれはいつ頃だっけ?」
DG:「1964年」
PS:「そう。64年。まだお互いかけだしだった頃、一緒にJohnny B Goodeでジャムったりしてたんだよ」
JH:「ほんとですか!じゃあ、もしかしたらあなたがPink Floydの一員になっていたかもしれないですね」
PS:「そうだよ。それをいうなら彼だってSimon and Gilmourになっていたかもしれない」

残念ながら番組の中で「裏S&G」は見られませんでしたが、David久方ぶりの新作には、もしかしてこんな感じかも、というゆったりした時間が流れている。昔から変わらない勇壮で空間的なギターソロ。どことなく空虚で遠いボーカル。ややもすると頭でっかちの作品に仕上がりがちな彼の持ち味を、今の時代に合わせてのびのびと披露するには、ちょうどよいテーマ設定。旧友中心の豪華メンバーによる余裕の一枚。気持ちよく聞き流せるけれども、スーッと流れていくわけではない。彼のギターはやわらかく、でも鋭く私たちの意識の間に切り込んでくる。聞いている自分と、自分のまわり。ぽつりと音楽に向き合っている自分にハッと気づかされる。ドキリとするこの感覚は、いまだに心のどこかに巣食うDark Side Of The Moonの悪戯なのでしょうか。

南国のビーチでそのまま流れることはないけれども、そこで起きる人間ドラマのシーンにはぴたり。実はかなりこわいサウンドなのかもしれません。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

鯉三

昨年のLIVE8のPink Floyd、ご覧になりましたか。
Pink Floydというバンドにおいては、いつも評価が低いGilmourですが、変幻自在のギターは今も健在。断然光ってましたよ。もちろん、Pink Floydファンはそんなことには注目しないのでしょうが。
by 鯉三 (2006-05-31 04:06) 

ezsin

残念ながら見ていません。Roger Watersも参加した歴史的復活(?)だったんですよね。
確かに年季の入ったファンからはPF=Watersの信仰みたいなものがあって、Gilmourはかわいそうな目にあっています。ただ新作を聞くと、コンセプト作りや精神的なリーダーシップはWatersだったかもしれないけれども、音楽的にはGilmourが重要な部分を担っていたんだなあと改めて思いました。
by ezsin (2006-05-31 22:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0