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Fishbone - Truth And Soul [Artist D-F]

88年の作品ですが、尖がったサウンドはまったく色あせない。今でもレッチリの脇において、「どうだ」と胸の張れる音。スカが基本ですが、そのカラダを突き上げるビートを、ハードロックの爆発力にリンクさせた点では先駆者。政治色の強いメッセージの先鋭性も含めて、時代に先駆けすぎた。しかも底抜けにひょうきんで明るい。当時はこういう組み合わせは理解を得られなかった。MadnessとDeep PurpleとSly Stoneが共存することなどありえないことだった。全てが見事に調和していても、「どっちなんだよ」と言いたくなる気持ちも確かにわかる。シリアスなのかコミカルなのか。ダンスなのかギターソロなのか。焦点の定まらない「混沌の美学」についていける聞き手の土壌は、まだ育っていなかった。逆に言えばFishboneがいたからこそ、ジャンルを超えたパワーの創出が可能になったともいえる。

Question Of LifeやBonin In The Boneyardの、咲き乱れる派手なブラスと、全速力のコーラスが織り成す打ち上げ花火のような輝き。その中に混じって、Deep InsideやSubliminal Fascismの1分そこそこの強烈な一撃は、ラジカリズムの極み。最後にアコースティック・ナンバーで「変わらなければ(Change)」と来られると、参ったノックアウト。そう、確かに音楽は変わった。君たちのおかげでね。


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