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The Feeling - Twelve Stops And Home [Artist D-F]


70年代のポップ・フィーリングを核にしたバンド。Elton John、Queen、Carpentersなど、メロディとハーモニーと透明な響きを特徴としたこの時代のポップ・サウンド。それを現代的なリズム感覚と、勢いのあるバンド・アンサンブルの中にうまく取り込んでいる。ツボを心得ていて、実にそつがない。レコード会社からしてみても、思惑通りにヒットしている。

そういえば聞いていなかったね、こういうサウンド、と誰もが思う。おそらく新しいファンにも、どこか懐かしさをもって迎え入れられるのではないか。「懐かしさ」がこのバンドのキーワード。思わず微笑んでしまう平和なハーモニー。誰にとっても懐かしいのは、子供の頃に聞いた母親の子守唄につながるのか、はじめて歌った童謡を思うからなのか。

懐かしさは、ポップの重要な要素なのだと思い知る。「懐かしい」=「あらかじめ知っている」。新しい学習を強要することなく、すぐに聞き手に受け入れてもらえる。愛でてもらえる。聞き手も、昔の暖かい感触とぬくもりに思わず身を乗り出してしまう。もちろん、単に古いだけのサウンドであれば、ここまでの関心を呼び起こさない。昔を誘いながらも、しっかりと今を感じさせるからこそ、ポップ・ミュージックとしてヒットチャートに君臨できる。今と昔の距離感覚をしっかり持っているから、安心して盛り上がれる。


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