So-net無料ブログ作成
検索選択

Hank Mobley - Roll Call [Artist M-O]

冒頭タイトル曲でのArt Blakeyのものすごいローリング・ドラムに唖然とします。台所の棚から全てのナベや食器がいっせいに落ちてきたかのような雷鳴にもかかわらず、それが全て計算され、統制されているような感じ。彼をそこまでハイにさせてしまったのは、Hank Mobleyの乗せ方のうまさだと思います。

Hank Mobleyはあまり目立つテナーではなく、いつもColtraneやRollinsなどの巨人と比較されて格下にされてしまいます。そもそも資質も、狙っている音楽も違うので、比較するのがかわいそうなのですが、Hankはチームのノリを含めた全体の完成度を追求するタイプのミュージシャンではないかと思います。

自身も切れ目のないリリカルなフレージングをしますが、次の人が繋がりやすいようにテーマをいじりすぎない。作る曲も、ソロを吹く人のイマジネーションが膨らみやすい、親しみやすさがある。だから一緒にプレイする人はやりやすいと思いますし、何よりも楽しいのだと思います。冒頭のArt Blakeyのはしゃぎぶりが、そのことの何よりの証拠です。

Freddie Hubbardとの相性もバッチリで、全体のノリノリの感じが何とも幸せな一枚です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。