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Orbital - Orbital II [Artist M-O]

今となってはどこか懐かしさも漂う音ですが、それでもインパクトはある。テクノとしてスタートし、その後、電子絵巻のような壮麗なサウンドスケープを構築していったOrbital。別名Brown Albumとも呼ばれる本セカンドは、その変遷期の作品といえます。

ピコピコと気持ちよく弾けるビートは、ダンボールなどに詰め込む「プチプチ」を指でつぶしていく快感に似ている。リズミカルで、生理的で、脳のかゆいところを掻くような「パチン」というあの音。最小限の電子刺激の上に空間的なボーカル・コラージュやシンセ音が陰影を付けるように乗っかってくる。まだ風景的といえるほど発展していないところが、ダイレクトに身体に作用してよい。Remindの電子音が360度ぐるぐる回るようなトリップ感は、まるで無重力のプラネタリウムの中にいるかのよう。

2004年にBlue Albumできれいに自分たちのキャリアを閉じたOrbital。まるで計算されたように計画的で律儀な活動履歴は、メビウスの輪のようにぐるりと一周してまた最初に戻る。そんな軌道性(Orbital)の中で定期的に巡ってくるのが、Brown Albumの季節。


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