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Propellerheads - decksanddrumsandrockandroll [Artist P-R]


聞き手の破壊願望のような衝動を丸ごと受け止めてくれた機能的なアルバム。ビッグビートの役割とは、そんな社会にたまった膿を開放することだったかもしれない。ロックのぎこちなさでは今一発散しきれない。かといってクラブの空っぽのノリでは満たされない。ガーッと叫びながら、めちゃくちゃカラダも暴れたい。ビッグビートは実に効率的にそれをやってくれた。

一方で機能的過ぎるところが飽きられやすかった。衝動を暴発できる場としてのアイデアを次々に生み出さなくてはいけなくなった。ちょっと奇をてらったくらいでは、聞き手は満足しなくなってしまった。多くのユニットが音楽的に進化の道をたどっていったのは必然だったと思います。

機能としての音楽として捉えるのではなく、音楽衝動の快感そのものを楽しむ。連打する衝撃音はそのものとして気持ちよく、ベースラインとサウンド・コラージュは原始的なメロディの断片を愛でる楽しみを与えてくれる。2006年のPropellerheadsは、もっと音楽的に楽しみたい。


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コメント 2

回復されたとのことで、なによりです。
久しぶりに聴いてみました。今聴くのもなかなかいい感じですね。スパイネタも渋くて楽しくて。
by (2006-12-10 00:00) 

ezsin

ありがとうございます。スパイネタいいですよね。音楽的にも盛り上がるいいネタだと思います。
by ezsin (2006-12-10 21:42) 

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