So-net無料ブログ作成
検索選択

Aerosmith - Pump [Artist A-C]

実に健康的なロック。典型的なドラッグのろくでなしロンクンローラーから「更生」したあとの作品なので当然と言えば当然ですが、更生したのは生きかただけではない。音楽もいい意味でワイルドさを残したまま、適当なところがなくなった。

片や若者たちにカタルシスのはけ口を与える偶像として君臨し続けながら、片や悪役的なイメージを背負った「ロック」を良質なエンタテインメントして手なずけて、大人たちを安心させる。こんな離れ業の芸当を身につけたのが、80年後期の復活後のAerosmithです。

全編、豪快でエネルギッシュで開放感あふれる王道ロック。ここに屈折や批評性や破壊力はない。しかしそんなものはいらないではないか。そんな湿っぽいこととは縁がない。きっぱりと割り切る爽快さがAerosmithにはある。ロックのパワーのみをひたすらに標榜し、音楽衝動として過不足なく表現する。Pumpにあるのはそんな単純な図式とその成果物。

「安心と冒険。両方保障済み。」そんなシールが張ってあってもおかしくない超お得でヘルシーな一枚。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。