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Owusu & Hannibal - Living With Owusu & Hannibal [Artist M-O]

これまたミーハーですが、ユニクロのNY SOHO店に行ってみました。平日の夕方でしたが、かなりの人で賑わっていました。「これ、ここのよ」と言って自分の着ているダウンを指さすハイティーンらしきブロンドの女の子。アフロアメリカンのストリートキッズの会話「そのジーンズはユニークロウ(←こう発音しているみたいです)のかい?」「ああそうだよ」。ベビーカーを押したローカルのマダムらしきお母さんも、自分のニットを選んでいる。直感的ですが、受ける理由はピンと来ました。

自分もアメリカに住んでいたのでわかるのですが、海外のカジュアル・ブランドはとにかく品質が悪い。Abercrombie & FitchもGAPも、これはヨーロッパ系のZaraでも同じ。縫製が雑だし、何となく形も崩れている。これはワンランク上のBanana RepublicやClub Monacoでもあまり変わらない。微妙なところなのですが、その微妙が実はとても重要。その点、品質管理にかけては日本のブランドはしっかりしている。日本では気にも留めなくなっていますが、値段の手ごろさの割りに、ちゃんとできているユニクロの「微妙な違い」は、ニューヨーカーに新鮮に映るのでしょう。これは高級車でも、品質重視でLexusを支持するのに似ています。ブランドだけに流されない、アメリカの合理的なものの見方も背景にあります。

5th Avenueのアバクロのフラグシップ店にも行ってみましたが、お店のコンセプトも対照的。窓を覆って店内を暗くし、ガンガンに音楽をかけているアバクロはクラブ系。対してユニクロはまぶしいくらいに明るい店内に、高い天井の上のほうまでカラフルな商品をきれいにディスプレイしている。いまさらクラブじゃないんじゃないの、と思ってしまう。清潔で、シンプル。きっとMUJIにも通じる価値観のほうが、時代にフィットしている。

さて、アバクロではなく、ユニクロの店内に合いそうなのがOwusu & Hannibal。デンマークのソウル/ダンスの新人ユニット。まあ今も活動していればPizzicato Fiveが本来は流れてほしいところですが、近い感性。すごくソウルフルにもかかわらず、どこかニュートラルでユニセックスな香りがする。ひとつ前の世代のビートの取り入れ方も、控えめなヒップを感じさせる。ものすごく目立つわけではないけれども、ベーシックで、とても品質がいい。デンマークというところも、あまり気づかれなさそうでちょうどよい。

これだけ音楽があると、選ぶ時点でひとつの主張が現れる。さりげなく日常でまといたい。そんなブランドを感じさせるOwusu & Hannibal。名前もアパレルっぽいと思いませんか?


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