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Various Artists - Nuggets: Original Artyfacts From The First Psychedelic Era 1965-1968 Box Set [Artist Other]

ネタ帳。アイデアとエネルギーの玉手箱。XTCのAndy PartridgeもAmazon.comのMusic You Should Hear(聴かなきゃいけない音楽)で、「地球上の全ての人間が買いに行くべき」と言っているのもうなずける。そうか、Andyもここからヒントを得ていたのね。

タイトルが全てを物語っていますが、もとは70年代に取りまとめられたLP2枚組み。それをRhinoレーベルが4枚組みのボックスにした。たぶん、コンピレーションのはしり。バラバラの曲を寄せ集めても、とんでもない価値を生むことを証明しただけでなく、その後の音楽シーンにまで後光を射した。

超名曲があるかと思えば、上海のニセモノ通りにあってもおかしくないいかがわしいコピー商品から、堂々の成りきり野郎まで何でもある。ストーンズをイキガリ、Kinksをパクリ、ソウルミュージックをなめる。ブリティッシュ・インベージョンを契機に「俺達も俺達も」とバンド勃興の大活況。ところがそこには、どさくさにまぎれていろんな輩が混じる。何でもありの無法地帯。玉石混合。その混じった渾然一体感が、何ともいえない魅力となって輝いている。70年代も、80年代も、90年代も、そして現代も例外なく、このサウンドから逃れられない。

どの曲を、と取り上げるのが難しいですが、Mouse & The Traps、Remain、The Nazz、The Music Machine、Zakary Thaksなどがどこにも収まらない異彩を放っていてまぶしい。

むかしインドネシアで、著作権などおそらく無視してダビングされたカセットテープ屋(こういうお店は街中にたくさんあった。今はどうだかわかりませんが)で200円くらいで買った「ロックンロール大全集」に、Wooly Bullyが入っていた。なんだこの適当な曲は、と驚くと同時に、レコードの針がブチブチいうひどい録音から聞こえてきた妙なテンポと、いい加減なコーラスに病みつきになった。あらためてCD音質で聞いてもやはり違う。今でもあのカセットのインチキ感がNuggetsの本質だと思う。


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