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Amy Winehouse - Back To Black [Artist V-Z]

ズンとお腹にくる骨太の女性ボーカルを久々に聞いた気がする。ジャズやソウルよりもブルースに近い。少しニューオーリンズも入っている。「黒に戻る」とは何を指すのか。そんじゃそこらの流行りに左右されない。ルーツに近いプリミティブな音に軸をあわせ、腰をすえて時代を見据える。黒は流されない。いつも不変。トレンドであり、トレンドではない。実に堂々とした歌いっぷり。

だからといってオーソドックスなわけではない。エンタテインメントの観点からも期待を裏切らない。スウィンギーでラグタイムなアレンジのスカ。ブルージーなフレンチポップスで歌われるBilly Holidayスタイル。50sムードサウンドに乗ったニューソウル。スタンダードと思われていた領域に、こんな解釈があったのか。コンテンポラリーと思われていたスタイルに、これだけスタンダードが合うのかと、意表を突かれる。ジャンル化しようとする追っ手から、するりと抜ける無垢な状態。まだラベルが付かないところが鮮度の証明。

どこかで聞いたはずのレトロな記憶を刺激しながら、その実、新鮮な楽しみを提供してくれる。存在感のあるボーカルが、これからも開いてくれそうな未知の扉を予感させる。ピチピチと跳ねてほしいものです。


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コメント 2

視聴してみました。耳にしっかり残る歌声ですね。サウンドも厚みがあって、かっこいいですね。たしかに、聞いたことある感と新しさがあるなぁと思いました。
コメントありがとうございました~
by (2006-12-26 20:49) 

ezsin

印象的な声ですよね。サウンドも声にあわせてしっかり作ってあって、バランスがいいです。こういうシンガーがもっと出てきてもいい気がします。温故知新の最新形という感じなのかな。
by ezsin (2006-12-26 23:19) 

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