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The J.B.'s - Doing It To Death [Artist J-L]

ショービズ界で一番忙しい男は、死ぬまでやり続けた。ツアー中に入院し、そのまま逝ってしまったJames Brownの死様は、ある意味で彼らしい。いや、こんな書き出しでいいのだろうか。さんざん悩んだ挙句、何も書かないわけにはいかないだろうと決意したものの、やはり整理がつかない。

ひとつ思ったのは、まずJ.B.'sが追悼コンサートをやるだろう。Maceo Parkerも、Fred Wesleyもまだ元気。Godfatherがいなくなっても鳴り続けることのできる音楽を、私たちは知っている。ずっと昔から知っている。延々と続くファンク・リズムの延長線上にGodfatherはいつでもつながっている。たとえ威勢のいい掛け声が聞こえないとしても。

最近は本作Doing It To Deathよりも、数年前に出たAnthologyをよく聞きます。なぜかというと、通常のLPフォーマットには到底入りきらない超ロングバージョンがてんこ盛りだからです。Doing It To Deathだけでもぶっ飛ぶ内容ですが、Anthologyはその後を引き継いでさらに飛ばしてくれる。「死ぬまでやる」のだから短命ではいけない。延々と延々と続かないと。あきれるといえばあきれるのですが、この単調なしつこさがファンクにとってとても重要。なぜなら、はまるとわかるのですが、これは生理リズムそのもの。躍動する生命の鼓動そのもの。止められないものだからです。

しかしGodfather自身を語るにはあまりに準備が足りない。もしかして私たちにそんな資格はないのかもしれない。彼のショーがいつもそうであったように、あんぐりと口をあけて乗せられるままに身を任せるしかないのかもしれない。

とりあえず通夜は、エンドレス・リピートでJ.B.'sの演奏をひたすら聴き続けることにしましょう。そうして「お清め」してから、Live At The Apolloあたりから考えてみたいと思います。


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コメント 3

鯉三

とてもショックを受けています。
明日またゆっくりコメントさせてください。
by 鯉三 (2006-12-27 01:47) 

鯉三

去年のLive8出演がまだ記憶に新しいです。まだまだいけるなあと思ったものです。こういう音楽が滅んでしまわないことを切に願います。今晩はこっちで買ったドキュメンタリーのDVDを見ながら一杯飲もうかと考えています。
by 鯉三 (2006-12-27 17:24) 

ezsin

そのDVDの追悼会にお付き合いしたいです・・
哀しいというよりドーンと重い感じ。
彼の音楽が受け継がれていって欲しいと、本当に思いますね。
by ezsin (2006-12-27 23:06) 

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