So-net無料ブログ作成

Nina Simone - Remixed And Re-imagined [Artist S-U]

リミックスをするとき、Nina Simoneという「題材」はリミクサーを奮い立たせるのだと思います。強烈なキャラクター。50年代から70年代にかけてアフロアメリカンカルチャーのど真ん中を疾走してきた伝説のアイコン。ピアノの前に座ったジャズシンガーでは収まりきらず、ソウル、ファンク、ロックなどあらゆるポピュラーミュージックにまで影響の波動を轟かせた枠にはまらないアーティスト。「Re-imagine」はそのアイデンティティに敬意を込める作業でもあります。

彼女の声はどんな環境下にあっても、揺るがない存在感を示すので、自由なサウンドクリエイトができる。どちらかというと彼女の声がリミックスを「受けて立つ」感じで、やわなサウンドなら吹き飛ばされてしまうくらいです。

だからここでは正面衝突を避けて、彼女の声を受けるクッションをデザインする感覚で、レイドバックしたアレンジに主眼が置かれている。Ninaだからとリキを入れすぎず、全体としてくつろげるサウンド作りを目指しているところは好感が持てます。ポリティカルで激しいところもあった人ですが、何といっても音楽人だったのですから。

Beatlesのカバーをさらにディープハウス風にリミックスしたHere Comes The Sunに代表されるように、ここではジャンルも時代も超越して新しい表現としての躍動感が満ちています。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0