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Field Music - Tones Of Town [Artist D-F]

春の新しい携帯電話モデルがいっせいに花を咲かせています。各キャリアーから十台以上。これだけたくさん市場に溢れかえらせて、いったいどうするつもりなのでしょう。ちょっと常道を逸している。きっとみんなそう思っているのでしょうが、やめるにやめられない。見えない手に追い立てられる哀れな羊の軍団に見えてしまいます。

そもそもひとり一台しか持てないのに、これだけの製品が発表になることがおかしい。シーズンごとに買い換えると高くつくので、ほとんどの人は1~2年に一度、厳選した一台しか買わない。違う番号の携帯を複数持ち歩くのだって重たいし、不便。そんな現状を考えると、明らかに供給過剰。

そこでこんな仕組みを考えてみました(既に実用化されているのかもしれませんが、まあそこら辺はご容赦)。SIMカードにメモリを乗せた着脱式のユニットをつくり、自由に端末にはめられるようにする。これで基本情報だけでなく、メールや電話帳やスケジュールなど、全データを携帯可能にする。あとは端末の値段を下げて、気軽にひとり何台でも持てるようにする。出かけるときはアクセサリを選ぶように、腕時計を選ぶように、好きな端末にユニットを差し込んで出かける。

通信契約を厳密に管理するために、キャリア各社はデータのポータビリティを極端に警戒していますが、セキュリティ的には何とかなるのではないか。ユニットは自社仕様にすればいい。DSのカートリッジみたいに。何よりも端末がたくさん売れるので、今みたいに通信料で稼ぐモデルから脱皮できる。

「着せ替え」の延長線上にある考えですが、外観だけを付け替えるのははっきり言って中途半端。旅行のときはワンセグ・高画素カメラ装備のフルスペック機を持っていきたいし、普段は胸ポケットに入れても邪魔にならない超薄型を持ちたい。これが本当のユーザーニーズではないでしょうか。

そのほかにもこんなメリットがあります。プライベート用、仕事用の携帯を別々に持ち歩くのではなく、ユニットを2つと端末を一機だけ持ち歩く。昼間は仕事用ユニットを挿し、昼間やアフターファイブはプライベートユニットを挿して使えば、ずっと身軽になる。

あったら欲しいです。そろそろ本当のアクセサリ化に移行してもいいんじゃないかな、携帯電話って。

さてさて、長々とこんなことを書いたのも、ニューバンドが次々に現れてくるポップ・ロック・シーンはまるで携帯電話の世界と同じだなあと思ったからです。聞き手のわたしたちからすると、溢れんばかりにバンドがいる。こんなにいるのかな、音楽って。もしかしてここでも供給過剰?

Field Musicが「過剰」の部類に入るといっているわけではありません。パンチの効いたメロディと、ひとひねりあるアレンジ。威勢のいいサウンドはパリっとした新鮮味を感じさせます。しかし一番潔いのは、バンド過剰時代を前提とした落ち着きかもしれません。

ソフトであるバンドが過剰でも、ハードとしてのメモリプレーヤーや、ダウンロードサイトが充実しているから、バランスしている。好きなときに好きなだけ好きな音楽を聴ける。一時期よりも明らかに音が多くなっても、わたしたちのキャパはハードの進歩で確実に大きくなっているのです。

だからあまり悩む必要はない。いい音楽を作っていれば、どこかで誰かが自分達の音楽をダウンロードして聞いてくれる。Field Musicからは、そんな自信と平常心が伝わってくる。Tones Of Town(街の音色)というタイトルからも、それは窺えます。聞き手のわたしたちも、パニックに陥らずに安心して聞ける。

キャリアも、家電メーカーも、そろそろしっかりした仕組みを作って、もっとリラックスして製品を出せるようにするべきじゃないでしょうか。


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