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Good Shoes - Think Before You Speak [Artist G-I]

わーモッズです!
3分そこそこの短い曲。キレのいいストロークの軽快なロック。胸を張ったボーカル。ファッショナブルなたたずまい。しかし、これだけ揃っても、なかなか60sのWhoや80sのJamのような「真正の」モッズにはなりません。

必要なのは「青臭さ」です。少年のような感性を、無理して大人びる。これです。
少年特有の純粋な疑問や心意気をそのまま出すだけでは、ただの子供です。
一方で、すねた大人を演じてしまっては、もはや輝きはない。
大人の価値観の中であえて理想を主張する。もちろんかっこ悪い。大人からは「いつまで子供でいるのだ」と言われ、少年からは「魂を売った」と言われる。

両者の中間に確かな手ごたえがある。青臭さは後ろめたさの現れです。裏返せば、誰にとってもそこに真実がある。大人にとっては振り返るのが恥ずかしく、少年にとっては、いずれ来ると覚悟している時期。わかっているけれども認めたくない事実なのです。

モッズとは、そんな居心地の悪さをきっちりと対象化してくれる音楽です。言葉や意識ではなかなか表現しきれない、プラスもマイナスも含めた微妙な感覚を見事に音に昇華している。

Good Shoesには青臭さが満ちています。たぶんバンドの歴史の中でもほんの一時期しか鳴らすことのできない貴重な音。Pete TownshendもPaul Wellerももう鳴らせない音。ずーっと大人の先のほうに行ってしまった筆者からすると、目を細めて眺めるだけですが、だからこそそのありがたみがわかる。経験してきたからわかる。「若きモッズたちよ、精一杯この瞬間を自覚しなさい。」


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