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Juliette And The Licks - Four On The Floor [Artist J-L]

こういう芸当はなかなかできません。
例えていえば、アカデミー助演女優賞にノミネートされた菊池凛子さんが、ピンクのレオタードをはいて、スクリーモ・パンクバンドをやる。Four Letter Wordを乱発して、破天荒なステージを展開する。

女優Juliette Lewisはそれをやってのける。
自分のイメージだとか、キャリアへの影響など、そんなみみっちいことはお構いなし。本能のおもむくままに湧き上がる衝動を激しい音に乗せて噴火させている。ビキニ姿のイナバウアー姿勢で叫びまくるライブは、どんな役柄よりも強烈な印象を与える。

彼女にとっては平衡感覚なのか。際どい精神状態の役を通して、確固たる演技力を磨いている一方で、すべてを吐き出すことで正常状態を取り戻す。つつましく「演技派女優」として振舞っているよりは、もうひとつの極端な自分をさらけ出すことで、いろいろなイメージから解放される。だって、こんなJulietteを見たら、日常を知りたいだとか、パパラッチの写真を見たいなんて思わないもの。覗き見的な興味の隙を与えない意味では、実に賢い自己防衛策なのかもしれません。

イメージや周辺情報ばかりが先行してしまいますが、音的にも一級のエンタテインメント性を持っています。安定した演奏はJulietteの暴れ具合をうまくキャッチし、曲としてのまとまりを実現している。メロディやエキセントリックな仕掛けではなく、流れるようなリフのスピード感を重視しているところは、うまく差別化につながっている。いい意味でジャンル分けの網から逃れて、好きに走り回っている。

このまま突っ走っていてほしい。
考えてみればそれがJuliette、そしてこのバンドの命のようなもの。
捕まるな、Natural Born Rockers!


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deacon_blue

☆ 菊池凛子。彼女もなかなか「やる」もんです。どうせ公開直前に「オジサン週刊誌」が一斉に飛びつきそうですからね。あのシーン(爆笑)。どこか一社が「シャロン・ストーン」と比較するだろうな(苦笑)。国内では20歳前後の女優の「卵(そう思ってないのが中に一名いるが^^;)」の激烈なパフォーマンスがありますが,彼女もどうして,このまま芸能マスコミの国に置いておくにはチョッと勿体ないという気がします。
by deacon_blue (2007-04-05 12:56) 

ezsin

日本人離れしてますよね。そのままの線で行って欲しいものです。
by ezsin (2007-04-06 21:34) 

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