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10,000 Maniacs - Our Time In Eden [Artist Other]

一日一枚で生きていけたらいいなと思います。
ごはんが必要なように、睡眠が必要なように、一日一枚が必要なのです。
1時間前後の聴覚体験。それは聴覚だけにとどまらない。
五感すべてを刺激しながら、それ以上にわたしたちの生き方そのものを左右してしまう。
それだけで決まってしまってもいいと思うくらい。

かなり切羽詰ったときに聞く音楽というものがあります。
深刻だったり、ドラマチックだったり、そんな感じではない。
むしろ素朴であっけなくて、気がつかないくらい普通の感じ。
10,000 Maniacsはそんなバンドではないでしょうか。

10年以上も昔ですが、あるメーリングリストで知り合った香港の友人がいました。
友人といっても、会ったこともなければ、顔も知らないメールだけの付き合い。
ただ音楽が好きなことだけが共通点でした。

彼には当時2才になったばかりの男の子がいて、Natalie Merchantに触発されてRiverと名づけ、毎日Carnivalを一緒に歌っているのだと教えてくれました。
彼はよくManiacsのライブ録音をMDにして送ってくれました。
筆者は、Ebayでゲットしたebtgのサウンドボード録音盤などを、MDに落として送ってあげました。

いつか香港に行ったら会おうね、いつか東京で会おうね。そんなお決まりのメールのやり取りをしながら、お互いに会うつもりはまったくなかった。Maniacsもebtgも、当時のわたしたちにとってはかけがえのない音楽であり、本当に会うこと以上に信頼できる絆だったからです。

やがてメールも減り、それぞれ自分達の人生のネックスト・ステージに進んでいきました。Natalieを聞くたびに、Traceyを聞くたびに思い出すものの、アドレスも変わり、連絡はつかなくなってしまった。

ついこの前ですが、偶然、あるところで彼の昔のバンドルネームを見かけました。
あんな名前をつける人は他にいない。きっと彼に間違いありません。
メールアドレスをコピーして、10,000 ManiacsのOur Time In Edenを聞きました。
These Are The Days、Stockton Gala Days、Eden、How You've Grown..
全てはこのときのために用意されているような感じがしました。
Natalieの声はいつになっても変わらない。
Maniacsのサウンドはいつになってもやさしい。
素朴で普通。
でもこんな感じで心にしみこんでくるサウンドを他に知りません。

たぶん13才になっているRiverくん。
たぶん今もNatalieを聞いている友人。
「わたしたちがエデンで過ごした時間-Our Time In Eden」
その時間は今も続いているのです。

じっとメールアドレスを眺めながら、この時間を進めるべきか、このままにしておくべきか、今日も思い悩みながら10,000 Maniacsを聞いています。


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コメント 2

atpaleys

こんにちは。

素敵な思い出ですね。
Natalie MerchantとTracey Thornは
本当にいつも身近にあるような
ほっとする音楽だと思います。

These are days you'll remember・・・

最近のアーティストの曲では
Hello Saferide「Long Lost Penpal」を
思い出しました。
10年も音信不通になっている
ペンパルのことを歌った曲です。
http://www.myspace.com/hellosaferide
by atpaleys (2007-04-15 11:46) 

ezsin

Hello Saferide、いいですね。
こういう暖かな音楽はいつの時代でもしっかり存在するものですね。
ところでatpaleysさんのサイトの選曲はすばらしいですね!
by ezsin (2007-04-15 21:03) 

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