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Us3 - Say What? [Artist S-U]

生バンド+ラップ。楽器が演奏するそのそばで声を戦わせる。やはりこのスタイルがスリリングでいい。ジャズ、ブラジリアン、R&B。ジャンルに幅があるものの、紛れもなく生演奏。サンプリングでは得られない化学反応が起きている。

ジャズが生き生きと聞こえるのは筆者だけだろうか。相手にするのはひと時も休まない声の洪水と、容赦ないビートの嵐。のんびりとフレージングに集中している暇はない。ジャズの美学に根ざしながらも、新しいパラダイムに負けまいとする気概を感じる演奏になっている。

ラッパーたちにも緊張がみなぎっている。掛け合いは一発勝負で予測不能。楽器のインプロビゼーションと対等のやりとりは、音楽本来の一体感を感じさせる。ABCではなんとAからZまでのアルファベットの文字を並べる曲芸を披露。ヒップホップ/ジャズには常にイマジネーションが必要と訴えかけているよう。

デジタルはもちろんデジタルでいい。サンプリングも音楽の概念を広げ、表現に革命を与えた。でももっと地道なところで努力があっていいではないか。確立された演奏様式に声とビートのカンフル剤を打ち込んで活性化する。Us3の試みは一見、地味で目立ちませんが、こういう活動が音楽の土壌を豊かに耕すのではないでしょうか。


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