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The Polyphonic Spree - The Fragile Army [Artist P-R]

愉快な人たちです。総勢20数名からなる大所帯。ポップを基盤にしながら、たたずまいはゴスペルかオペラ。芝居がかった演出と、スケールの大きさ。ちょっと他では味わえない楽しさを提供している。

大味といえば大味。まやかしといえばまやかし。言ってみれば「イリュージョン」なのですが、細かいことを気にしない大らかさを許せてしまう。やりすぎない節度をわきまえているからでしょうか。コーラスは、わざわざ20人もいらないじゃないかと思えるほどシンプルで、アレンジもごく普通のポップスの領域を出ていない。結局はリードボーカルを一人が取り、メロディを歌ってしまって完結してしまう、みもふたもないはなし。

仕掛けがありそうで、どこかずっこける愛嬌がこの人たちの魅力。
でもポップの本質って、そういうところにあるじゃないですか。
だまし、だまされつつの駆け引きを楽しむ。
20人もいるのは、鬼ごっこをしても簡単にはつかまらないために違いありません。


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ヤゲロー

文章が素敵で、いつも楽しく読ませてもらってます。
ポップの本質や駆け引きのくだりで思いました。
「音楽を聴く楽しみって、そういう駆け引きを楽しむ部分もあるよなあ」と。

これからのレヴューも楽しみにしています。
by ヤゲロー (2007-06-26 10:39) 

ezsin

ヤゲローさん、ありがとうございます。とても励みになります。
音楽を聞くこと自体が、奏者と聞き手との駆け引きかもしれませんね。
ゲームをしているような感じもありますよね。
これからもよろしくお願いします!
by ezsin (2007-06-26 23:34) 

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