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The Apples In Stereo - New Magnetic Wonder [Artist A-C]

ひとつのバンドに唯一のオリジナリティを求めるか、バラエティを求めるか。ひたすらひとつのスタイルを極め、この音ならばこのバンド、という一貫性を求める考え方。一方で、ずっと同じだと飽きてしまうので、いろいろなことをやってほしい。ハッとするサプライズを求める考え方。

どちらと簡単に結論付けられるものではありませんが、Apples In Stereo(AIS)は後者です。食べ物に例えれば、彼らは「幕の内弁当」です。

カレーが食べたいときに何の付け合せがなくても、ひたすら大盛りのカレーを食べたいときは確かにあるでしょう。おいしいカレー屋であればそうしたくなる。

一方でたくさんのおかずを、少しずつ楽しみながら食べたいときもある。AISは24曲(種類)のおかずを用意して待っていてくれる。

バラエティに富むからといって、点でばらばらなわけではありません。シュウマイと、ヨーグルトと、フォアグラのソテーと、納豆が混ざって出てくるわけではない。ちゃんとAISというコンセプトの中で「バラエティの統一感」が取られている。

それはひとことで言えば、「カレッジ・パワー」。元気のもと。多少青くても、ノリで行ってしまう、あの学生時分の向こう見ずな元気。いろんなことに手に出すのは好奇心。ロックやポップス、アコースティックやエレクトロニック・ノイズ。あちこちつまみ食いしながらも、パワーのカロリーはとても高い。

仲間たちと大声で歌う。習いたてのギターをかき鳴らす。変な音を堂々と鳴らしたくなる。周到に計算された音楽でありながら、全体として瑞々しさが滴り落ちるくらい新鮮。本当においそう~なのです。

だんだん暑くなってきて食欲が落ちる季節。
今日は土用の丑。
おなかはウナギで満たして、あたまはAIS弁当で満たして、夏場を乗り切りましょう!


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