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Dogs - Tall Stories From Under The Table [Artist D-F]

聞いていると自然とおなかのあたりが熱くなってくる。
熱い塊がぐるぐると回って、思わず窓から身を乗り出して空に向かって叫びたくなる。何をどうしたいわけではないのだけれども。

Dogsのバンドとしての音はビシッと引き締まっていて無駄がない。リズム・セクションはきりきりと時間を無駄にすまいと進行し、ラフな中にも優しさを感じさせるボーカルは正面切って私たちに語りかけてくる。硬質なギターサウンドは少しだけビターな味わいを含んでいて、抗し難い芳香をあたりに漂わせている。

もう何というか、ステージに駆け上ってバンド丸ごと抱きしめたくなる。聞き手に抑えがたい親近感を抱かせてしまう。

セックスアピールの秘密。バンドにとっては魔法の媚薬。こればかりは狙って手に入れられるものではない。運命として受け入れるしかないもの。Dogsには、幸運の女神の投げキッスが手向けられている。

スピーディーなパンクの中に、ブリットポップ伝統の深みのあるギターサウンドを絡める。魔法の種明かしをすると、簡単な言葉になってしまうけれども、それでいいのです。バンドの本当の魔法は、説明的な言葉を越えてしまう。

Chained To No One。何ものにも繋がっていない。
この犬たちに首輪はない。おとなしく飼われているわけでもなければ、ゴミ箱をあさる野良犬でもない。誇りと自信を持った僕たちはDogs。彼らは何ものにも捕まらずに街を駆け抜けていく自由人。彼らの姿のなんとすがすがしいこと。いつまでもその姿を追いかけていたくなります。


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