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Time Zone - World Destruction [Artist S-U]

ヒップホップ、ブレイクビーツのオリジネーターの一人といわれるAfrika Bambaataa。もっとも最初はギャングのリーダーだったらしい。80年当時の風貌はまさに圧巻で、プロレスのリングからがなり散らす感じでした。ギャングスタ・スタイルも彼の流れですね、完全に。

音楽的な理由があったというより、群れる狼が生きるために人里に下りてきた、といったほうが正解。ブロンクスからマンハッタンに出てきて大暴れ。だからこんな斬新でありえないものが生まれたのでした。普通に音楽を聞いていたら、こんなことは思いつかない。

やりたい放題の80年代。Time Zoneというのは、コラボするための彼のサブプロジェクト。ジョージ・オーウェル・イヤーの1984年。John Lydonとの無制限一本勝負。レフリーはベースを持ったBill Laswell。

考えてみれば、John Lydonもまともな音楽背景を持たないならず者。彼のがなり方は、発想的にはラップに近いものがありました。メロディへの警戒感は、既成のポップや甘えの構図への嫌悪感によるものでもありますが、単純に歌い方を知らなかった。

だからBamとの競演は、違和感がない。
ドスの利いたBamの声が、下腹部から突き上げるボディーブローであるのに対し、Johnのチェーンソー叫びは、顔面平手打ち。もしかして「デコピン」かも。

「世界は滅びちゃうぜ!」
というメッセージが逆にしらけるほど普通。
この二人ならば、もっと過激なテーマが選べたはず。
それをおとなし目に抑えたのにはきっと理由がある。

鉄格子で囲まれた孤独なリング。
中で戦う悲哀を皮肉に伝えてやろう。
とんでもない期待を受けた世紀の一戦。
だからこそ、思いっきり吹かしてやろう。
この3人ならば考えそうなことです。

だいたい曙だっていつもワンラウンドで負けてしまうのですから。


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