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The Enemy - We'll Live And Die In These Towns [Artist D-F]

正直言ってあまりピンと来ていなかったのですが、ここイギリスに来てひしひしとわかりました、The Enemyの活きの良さ、必然みたいなものが。

早急なビート。
硬派なメッセージ。
明快なメロディ。

このスピード感はこの国の今が持つリズム感。
何人もの人に会う中で感じるのですが、みんな威勢が良い。テンポが軽快。街は変化しているし、動きがある。閉鎖的だと思っていたコミュニティは意外に開かれていて、筆者のような外国人も受け入れてくれる。

紹介を受けた若い中国人も、王室関係の仕事に外国人として史上初めて採用されて、意気揚々としていた。一流ホテルのレストランで顔パスで料理をご馳走してもらった。

韓国人と英国人の共同経営のデザインオフィスは、様々なパートナーシップに前向きで、何でもオープンに話してくれた。

ブリティッシュ・バンドに流れるビートは、オープンに新しい秩序に向かう勢いを象徴しているのでした。

一方でいいことばかりではない。
テロに神経質で、移民の問題も深刻らしい。
社会そのものはいつの時代もそんな簡単に住み心地良くなるわけではない。若い世代の不満は、いつも噴出し、とげとげしい言葉となってバンドの口を通して語られる。

でもこんなことひっくるめて、結構前向き。
愚痴ったり、暴れたり、すねたりするのはやめよう。
そんなことをしても何も解決しない。
ドロドロせずにカラッとしたメロディが受けるのも、そんな空気を反映しているのだろうと思います。

ものすごいラフな総括ですが、これが筆者の受けたThe Enemyが活動する2007年のイギリスの印象です。

これ以上の突っ込みは、このバンドの激しさの中のシンプルさを汚すことになるのでやめておきましょう。

とにかくロンドンの地下鉄に乗っていて、本作の音はめちゃくちゃにマッチするのです。

「この街で生まれて死ぬ」
決してネガティブなコンテクストの中で語られているわけではないのです。


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