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Luke Vibert - Chicago, Detroit, Redruth [Artist V-Z]

チカチカと皮膚を刺激し、時に髪の毛を逆立てさせる。
背筋がぞくぞくし、思考の連結がぶちぶちと切れていく錯覚に陥る。
Luke Vibertの刺激は、肉体と精神の両方に効く。
快感と不快の双方の信号が混在し、何ともおさまりの悪い状態を作り出す。もちろん意識的に。

いわば音楽による全身マッサージ。
必ずしも心地よさのためではない。
足裏のマッサージがときに激痛を伴うように、とげのように刺さってくることもある。きっとわたしたちの甘えたところ、いい加減なところを突いてくるのです。都合よく音楽を解釈し、安易に消費していくわたしたちの聴音習慣を正すように。

金属調の響きは聴診器を思わせ、無機質なアレンジは診療室を思わせる。
様々な音は反応を見るために用意された試験信号。
これは一種の診断なのです。

さあ、こちらの席へどうぞ。
今からあなたの聴体質診断をいたします。

あらあらずいぶん水分を含んでいますよ。
最近エモの取り過ぎではないですか?
海馬がずいぶん走りすぎでバテていますよ。
速すぎるハードコアは考えものなんですよね。
おや?ここの血管が詰まりそうですよ。
まだヘビメタ聴いてるんですか?
動脈硬化になるって言ったじゃないですか。

診断が終わると妙にすっきりする。
何だか毒が抜けた気がする。
これがLuke Vibert聴取後の特徴です。


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