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Future Sound Of London - Papua New Guinea: Translations [Artist D-F]

Papua New Guineaはエレクトロ・ダンス・ビートのクラシック・ナンバー。
90年はじめに登場してから、不思議と色あせることなく、古くなることなく、常に一定の興奮を聞き手に与える幸福なポジションに位置しています。

まるでジャングルの中を進むジェットコースターのように、エスニックビートが颯爽と駆け抜け、天上のコーラスがスコールのように降り注ぐ。エレクトリックな効果音と、自然の鳥の声が、コンピュータグラフィックスの中に溶け込み、深く深く、原始意識の中に潜入していく。

本作は、オリジナルから10年ほどあとに発表された、FSOL自身によるリミックス翻訳(トランスレーション)版。ジェットコースターにターボをかけ、ファンキーな揺れと、サイケギターの稲妻を落とした、一大テーマパーク化作品です。

ネタの使いまわしですが、時を経ても改造に耐えうる構造の頑強さには、素直にうならされます。

日々、大量に消費されていくクラブ用の12インチ円盤。
手を変え、品を変え、貪欲な私たちを満足させようと届けられる、快楽のダイレクトメール。

本当はそんなにたくさんいらない。
本当はどこかでストップして、じっくりと頭の中を掃除しないといけない。
ビートに打ち続けられ、麻痺しかかった快楽中枢は、定期点検を必要とする。

きれいになった頭で、もう一度Papua New Guineaを聞きなおしてみるといい。
すべての快楽は、この曲のトランスレーションなのかもしれないことに気づくでしょう。


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