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Wyclef Jean - Carnival Vol.II Memoirs Of An Immigrant [Artist J-L]

相変わらずのハイテンションで、ハイクオリティな作曲力には舌を巻きます。
この人の場合、ひとつの曲に4曲分の濃度が詰まっている。

四層構造。
ラップ層:ちょっと引きずり気味の重めの声がぐいぐいと聞き手を引き込む
メロディ層:ヒップホップとソウル双方の「うた」のココロを見事に捉えている
リズム層:しなやかなうねりは、腰を、首を、足をじっとはさせておかない
アレンジ層:生楽器とアナログの効果音を巧みに組み合わせた音響空間は、それだけでリッチな体験を約束してくれる

思えばここまで充実感を持った音楽が少なくなっている気がする。
たぶん、この半分ぐらいの濃度でも十分に流通する。
今はむしろそれくらい軽くないと、ネットを流れていかない。
ワンポイントに力点を置き、あとは極力聞き手の負担を軽くする。
そんな音楽に囲まれていることを、この作品を聞いて改めて思い知る。

力を持った音楽。
魂を揺さぶる音楽。
聞き手を笑わせながら、
鼻歌を歌わせながらも、
しっかりと泣かせる音楽。

Wyclef Jeanが、浮ついた音楽界にしっかりとくさびを打ち込んでいるのです。


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