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Deep Forest - Comparsa [Artist D-F]

ラテン、カリビアン、アフロとエレクトロ・ビートの幸福な共存。
ソウルフルなブラスまで見事に溶け合った冒頭のNoonday Sunは、ずっと心を暖めてくれる曲です。たぶん、いろんなことがひとつにまとまることに、無意識に反応するのだと思います。

できれば「ワールド・ミュージック」という表現は使いたくない。
「エスニック」もしかり。
自国の意識があるから、「世界」という認識が生まれ、仲間意識が「民族」という概念に繋がっていく。もちろん、事実だから仕方がないですし、コミュニケーション上、どうしても発生してしまう捉え方です。

でも、せめて音楽の世界の中では取り払ってしまいたい。
ハーモニーは、どこで歌われようと美しく、
リズムは、どこで叩かれようと力強いのです。

Deep Forestの音楽にいつも温かみを感じるのは、同様の理由からだと思います。
面白みとして各地の音を使うのではなく、
かといって民族音楽主義を唱えるためでもなく、
自然にひとつの音世界の中に存在させたい、と思っている。

さまざまな音が交錯するつくりは、「純血主義者」からは批判を受けそうですが、そもそも音作りの姿勢からして違うのです。純血にこだわること自体が、今の世の中では通用しない。

多様性を否定し、単一的な考え方で「世界はひとつ」といいたいのではありません。みんな違うし、世界は広い。その多様性と広大感を、ごく自然なものとして受け止めること。なかなか現実社会ではできないことですが、まずは音楽から始めよう、ということなのです。


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