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Jill Scott - The Real Thing: Words And Sounds Vol.3 [Artist S-U]

本当に知性を感じさせる人はさりげない。
大御所とか、権威とか、天才とかではなくて、ごく身近にいる人。きっとわかる人にしかわからない。わかる人には、天才以上に輝いて見える。それもパッと一瞬だけ。

今一緒に仕事をしている人がそんな感じです。
クリスマスツリーがきれい、といったそばで、アートイベントのパンフレットを手にとって「このデザイナーさん、好きなんだよ」と、特殊な印刷技報の説明を交えて話してくれる。スコーンを食べながら、編集することの面白さをポツリと語ってくれる。それ以外はどちらかというとボーっとしていて、休みの日は一日中寝ているらしい。

Jill Scottもそんな感じ。
地味でトラッド寄りのソウルサウンドは、床を揺らすような熱狂も、激しい感情の放出も促さない。もしかして10人通れば、8人が素通りするかもしれない。でも2人はふと足を止めて耳を傾ける。落ち着いた音のところどころにちりばめられた、知性の輝きを感じるからです。これがフィラデルフィア・ソウルの上品といってしまえばそれまですが、彼女には無理のない余裕を感じる。余裕とは威張っているという意味ではありません。詩人だったり演じたり、普通にこなせてしまいながら、あまり目立たない。まるで風のよう。見えないけれども、吹けばさわやか。吹けば風車も回る。

今の仕事がどれほど成功するかわかりません。
でも、きっと一人は立ち止まってくれるものができると思っています。


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