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George Winston - December [Artist V-Z]

アルバムAutumnの方が有名ですが、筆者はDecemberに惹かれます。
飾らないストレートな表現は、情緒過多と見られがちですが、12月の真っ白な雪のイメージの中に溶け込んでしまって、気にならない。

冬はすべてを凍りつかせる。
雪はすべてを覆い隠す。
あわただしく雪崩のように突き進んだ一年の終わり。
しばし時を止めて、振り返る。

George Winstonのピアノから飛び出してくる音符は、落ち着かない気持ちの上に降り注ぎ、少しずつ暖めていく。熱はやがて感傷になり、そのまま消えていく。周りの空気があまりに冷たいので、身体の芯まで届かない。シーンとした背景がそのまま聞こえてくる。

抱きしめようと差し出した両腕が、氷のように冷たい。
何も暖められないのがわかっているのに、気持ちだけは湧き上がってくる。Decemberを通して感じる暖かさと悲しさは、そんなところから来ているのかもしれません。

寒い今日だけの音楽かもしれません。
やがて雪は解け、春が訪れます。
Decemberのスノーマンも解けて消えてしまうのです。


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