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Burial - Untrue [Artist A-C]

ざわめきや喧騒をあえて音楽にするとすると、こんな感じになるのでしょうか。
Burialの断片的で、完結しないサウンドを聞いていると、「音楽」の定義自体にゆらめきを感じてしまう。

メタリックでダークなノイズや、声とも歌とも判別できないボーカルトラックが無造作に投げ出されたさまは、そのまま廃墟や雑踏の無秩序を連想させるとともに、その中で生きる私たち一人ひとりの心のありようを映し出してもいる。

もっとも、そんなことを意識させようという意図すらも、ぶっきらぼうにないがしろにされている。

ここに美学や思想を読み取るか、
非構築的な音の造詣を愛でるか、
無意識の邂逅へと身をゆだねるか、
不完全なままに、Untrueは流れて、終わる。
もしかして終わらないのかもしれない。

語ることすら瓦礫のように変えてしまうBurialのサウンドは、無言のままでたたずんでいる。

ここのところ、散文調の文章が多い。
レビューなのか、日記なのか、つぶやきなのか。
特定することや構築すること自体がないがしろになっていく。
Burialは、そんな筆者の現状の鏡なのかもしれません。


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