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Young Marble Giants - Colossal Youth [Artist V-Z]

まるで出来損ないのフェネガンズ・ウェイクのような駄文を撒き散らしてしまった今、いったいどこからはじめようか。

身体もぼろぼろ。
神経もぼろぼろ。
思考もなよなよな状態でも、
耐えることができながら、
多少はましな明日に向けて、
確かな手ごたえを与えてくれる音とは何だろうか。

こういうときだから、
輪をかけてトラブルが起きる。
意見の食い違いからの言い合い。
抑えればいいところを怒鳴り合い。
言わなくてもいいことを罵り合い。

伝染するのはインフルエンザだけでない。
イライラや堪忍袋の爆発は、
弱った身体を通して急激に蔓延する。

こまった
こまった
どうしよう

Colossal Youth
に手がかりが見えるような気がした。

もどかしさの渦の中に腕を突っ込むと、
パンクもインダストリアルも通り抜け、
確かに手で掴み取ることのできる
固い核のようなもの。

YMGの石/意志のような音は、
そんなところにある。

張り詰めたベースとギターは、
表現すべき感情や思考を規定することなく、
荒々しい表面をなぞることで完結している。

Alison Stattonの声は、
未だにどこでどのように上げられたかわからない、
捉えるヒントのかけらも残さずに、
それだけを印象として残すべく、
永遠に漂い続ける。

でもガチガチではない。
岩のようではない。
ひらひらと舞うようなオルガンの音は、
すべてを笑うように
すべてを潤うように
覆っていく。

弱さや、
強がりや、
意地などではない。
哀しみや、
嬉しさなどの
喜怒哀楽でもない。

精神的な統制にかかわらないレベルで、
この人たちは解放されている。
それがとても不思議で、自由で、
うらやましい。

若き
大理石の
巨人たち

わたしたちから感情を取り去ってしまったら、
残るのは大理石のような塊です。

でもそんな大理石の中に、
人間のよりどころを見たYMG。

彼らを思うと、
少しは落ち着いてくる。


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