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The Cave Singers - Invitation Songs [Artist A-C]

伝統的でおとなしいジャンルほど革新の余地がある。
The Cave Singersを聞いているとつくづく思う。

彼らの場合はフォーク。
古きよきアメリカン・フォーク。
でも、なんだそれ?
とばかりに勝手気ままに演奏している。

Dancing On Our GravesのPVが描くように、いい年をした敬虔な大人たちの日常と、カルト教団の新興宗教は紙一重。妖しい踊りの祈りの中で、みんなが願うシアワセは、おどろおどろしくて、残酷なのだ。

彼らが奏でるドリーミーで、トラッドで、ゆったりめのシンプルなサウンドは、だから身にしみる。心安らぐつもりなんてまったくないんだから。

せわしない電子処理音。
震える細い声。
遠吠えのようなハーモニカ。

自信がないからささやく。
怖いから優しくする。
不安だから装う。

Invitation Songsを聞いて感じる、
安らぎと虚無感の入り混じった落ち着かなさ。
救いを求めながら、
救いがないことを悟っていく。
The Cave Singersはそんな巡礼の旅を、
哀しくも美しく彩ってくれるのです。


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コメント 2

かわせみ

>彼らの場合はフォーク
>古きよきアメリカン・フォーク

YouTube見ましたが、まさにフォークって感じですね。
気持良さそうですからね。
by かわせみ (2008-02-11 16:08) 

ezsin

ほんと気持ちよさそうですね。演奏する楽しさと、音楽に対する愛情とでもいうのでしょうか。醒めた視点をもちながらも、温かみを感じるのはそんなところによるのだと思います。
by ezsin (2008-02-12 12:40) 

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