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This Will Destroy You - This Will Destroy You [Artist S-U]

最近、イライラがひどい。
さすがに暴力は出ないけれども、
要領の悪い、段取りの悪いシチュエーションに遭遇すると、抑えがきかない。

ブワーッと指示とも悪口とも愚痴ともいえない言葉が口をついて出て、胸の動悸がどうにも収まらない。

自分が正しいとか、相手を気遣うとか、そんな余裕や配慮は全然なくて、ただ堰を切ったように、体の中から不気味な「気」があふれ出てくる。

それはストレスだよ、というのは簡単で、事実そうなのだけど、ストレスそのものの圧倒的なパワーには正直びっくりする。おそらく21世紀の最大の活用すべき天然資源は、鬱積している現代人のストレスではないだろうか。

ひとりひとりに小型発電機をつけて、体の中から噴出してくる風力や、壁をもぶち抜いていしまうパンチの衝撃力などを電気に変換すれば、暖房機ぐらいまかなえるのではないか。満員電車の中のストレスなら電車自体が動いちゃう気がする。CO2削減にもなるし。

ストレスに満ちた世帯ほど、電気代が安くなる、というのは国家規模では健全ではないけれども、ただ、溜めない、吐き出す、といった不毛な努力をするくらいなら、有効に使うことを考えてもいい。

もっとも、体に悪いことは悪い。
明らかに体を壊す。
ということで、
This Will Destroy You
崩壊寸前の現代人のための最後の処方箋。
ストレス飽和状態の筆者にとって、毎日欠かすことのできない音。

インストルメンタル・ロックは、あくまでメランコリックで、ゆったりで、何も押し付けない。何もいわない。
もちろんいわないからインストルメンタルなのだけど。
現代人に投げかける言葉はない。
つけるべき薬もない。
発電したところで、そのエネルギーで相手を殺してしまうかもしれない。
自分の家を焼き尽くしてしまうかもしれない。
エネルギー変換したところで、エネルギーコントロールまでできるとは、とても思えない。

彼らが淡々と震えるような音を鳴らすのは、
崩壊への恐れと、
そうなってしまう人間への憐れみのためだろうか。

別に空気を抜くようにストレスがなくなっていくわけではない。
パンパンに膨れ上がった私たちを、悲しい視線で眺めている。

もしかして悲しみが鍵なのかもしれない。
溜めたくないと思っても、溜まってしまう。
発散したいと思っても、暴走してしまう。
そんな自分が悲しい存在に思えたときに、
悲しみの世界で居場所が見つかるのかもしれない。

どんなところであっても、
居場所があることはいいことなのだから。


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コメント 2

かわせみ

>居場所があることはいいことなのだから

これって、大事なことですよね。これがあれば、なんとかやっていける。
by かわせみ (2008-02-14 00:47) 

ezsin

そうですね。わたしにとっては、このブログがひとつの居場所なのかもしれません・・
by ezsin (2008-02-14 21:23) 

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