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Reverend And The Makers - State of Things [Artist P-R]

今のロックのキーワードはフレキシビリティかもしれません。
頑固にあるスタイルにこだわるより、様々な要素を取り込む。
単にミクスチャとして、あるいは器用さを誇示するためではなくて。

取り込むのは音楽的なものだけでなく、
メディアやオーディエンスに対する姿勢や、
場合によっては自らの主張や立ち位置までも。
臨機応変に対応できること。

Arctic MonkeysやMilburnそしてこのReverend And The Makersなどのシェフィールド一派は、パッと見には若手頑固者集団のようですが、実はしたたかで、しなやかなフレキシビリティを持っていると思う。

本作も、通り一遍のロックンロールでも、ファンクでも、スカでも、ニューレイヴでもない。ほどほどにダンサブルで、ほどほどに痛快で、でもかっちりと締めるところは締める。その締め方がツボを得ているので、私たちからしてみればガンガンな兄ちゃんたちだと思ってしまう。

先に書いたように、時代の要請としてビッグであることも、突き抜けていることも求められていない。今の時代の本当に意識的なアーティストたちは、そのあたりを敏感に感じ取っている。

気まぐれで、炎上っぽくて、飽きっぽいニューコミュニティの中で、求められるもの、キテるもの、すべらないものをいかに提供していくか。考える以上にすばやく行動し、信じる以上に変化していかなければいけない。

Reverendの締め方も今は板についているけれども、明日に通用するかどうかはわからない。めまぐるしく回転していく楽曲の疾走感に触れていると、彼らもそのことを自覚していることがわかる。

アーティスト自身が呑み込まれるほどの激しい変化。
この中から面白いものが生まれてくることは間違いありません。


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