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The Black Crowes - Warpaint [Artist A-C]

「ロック」と「なつかしい」という言葉はあまり馴染みがよくない。できればロックは先鋭的で、革新的で、刺激的であってほしい。回顧的でほのぼのしているのは、居心地が悪いし、「これ、懐かしいよね」といった瞬間に、それはロックではなくなるのではないかと不安になる。

The Black Crowesに新しさはあまりない。むしろこんなに「よく知った」音を出すバンドを探し出すのが難しいという意味で、珍しいのかもしれない。ゆっくり目のリズムと、ブルース/R&Bをひねりすぎずにダイナミックにアレンジする手法は、もはや教科書に載るほどの定番。この道の権威であるストーンズが未だに現役でいる間に主役を張れるのも、なかなか難しい。

のようなことなど、一切お構いなしに、このバンドのサウンドはよく鳴る。いつの時代なのか、なにになりたいのか、そんな質問の前に、気持ちよくサウンド・エンジンを噴かす。バンド個々のパートの演奏に向かう姿勢、楽器が本来持っているグルーヴ。ロックかどうかの前に抑えておかないといけない「前提」に謙虚で忠実なバンド。

どんなにかっこつけても、どんなに目新しくても、この前提を押さえられないバンドなど、バンドではない。The Black Crowesがそれでもロックなのは、無言でそのことを体現しているからです。
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walrus

今までで一番力が抜けていて、拍子抜けするほど自然体な感じですね。
地味な印象ですが、不思議と何度でも聴いてしまいます。
彼らも、僕も年をとったということでしょうか。
by walrus (2008-03-08 12:56) 

ezsin

地味な中で聞かせるのは、相当な力量がいりますよね。年季入ってます。まあ確かに年の功ともいえますが、お互いに・・
by ezsin (2008-03-09 00:46) 

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