So-net無料ブログ作成
検索選択

Duran Duran - The Wedding Album [Artist D-F]

結婚式に呼ばれた。
友人代表のテーブルから、
いつのまにか真ん中のほう、
前のほうの偉いテーブルに座っていて、
改めて年月の経過を思ったりする。
そうねえ、そんな歳かもねえ。

ホテルの披露宴。
キャンドルサービス、
ケーキ入刀、
花束贈呈。
いまどき珍しいのではないか、
というくらいオーソドックスなパターン。

さすがに仲人というものを、
ここ十年ほどは見かけたことがない気がするけれども、
ここまでちゃんとしきたりにそった式も
なんだか懐かしい。

幸せそうな本人たちにははなはだ失礼ながら、
結婚は、しきたりだなあと思った。
家と家。
社会のお墨付き。
一緒にいるためのパスポート。
確かに大事だけれども、
それだけじゃない、人生って、
オトコとオンナのあり方って。

StingとかBelinda Carlisleとか、
80sばかりを選曲してて、
若いのに面白いなあと思った。
もしかして、こういうセンスを競うのが、
かっこいいのかも。
ぼくたち実経験世代とは違って、
過去の膨大な「未知の世界」から
「これは」ってものを見つけてくる感覚。

ほら、ぼくらであれば
Otis ReddingのThese Arms Of Mine
だったり
Little WalterのJuke
だったりしたみたいに。

結婚なんて本気でもなんでもない、
The Wedding Album
はだからこそ、とてもDuran Duranっぽい。
80年代をとうに過ぎて、
アイドルユニットにはあってはならない
歳をとるとか、
おっさんになるとか、
そんなこんなにまとわりつかれながら、
それでもポップであろうとする。

「結婚」
が永遠の愛の言葉に彩られて、
春の日差しの中で輝く白い衣装だったものから、
来賓席で無言で運ばれてくる料理を平らげながら、
帰りのスーパーの買い物に思いをはせるものへ。

それでも結婚は結婚なのさ。
Ordinary Worldのきらびやかさ、
Drowning Manのあせり、
それでも消えないFemme Fataleの妖しさ。

筋金入りのポップアイドル。
完全な自己矛盾が居心地悪く空転する中で、
確信犯的にこの音はぼくたちの心をピン留めにする。

それはぼくら老いぼれにも、
今日、門出を祝おうとする青二才たちにも、
共通に降りかかる威力を持っているのだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0