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John Lee Hooker - Don't Look Back [Artist G-I]

ブルースマンは頑固。
本当に融通が効かない。
かたくなにスタイルにこだわり続け、
ばかの一つ覚えのように、
それだけをやり続ける。

ジャズとか、
ソウルとか、
ロックとか、
気を利かせていろいろなことをやる人もいるけれども、本当の頑固者はそんなことはしない。そもそもジャズもロックも根っこは同じ。
「所詮ブルースじゃないか」
それが、彼らの言い分。

あまりに凝り固まっていて、
逆に言えば、他のことができない。
ギターのコードやフレーズを弾こうとしても、
きっと手が動かない。
もう、
芯まで染まってしまっている。

John Lee Hookerも
死ぬまで同じ。
何をやっても同じ。

97年の本作には、
Van Morrisonが全面参加。
敬愛を示し、
ソウルフルで力強いグルーヴを持ち込んでいるけれども、
そんなことはお構いなし。
というより、
やはり、
変えられない。

ドロンドロンで、
真っ黒で、
うごめく得体の知れない生き物。

John Lee Hookerに取り付いた不気味な音の生き物は、いつものように徘徊する。

それでも表現の中に豊かさがあるのは目を見張る。
しなやかで、
エロチックで、
センチメンタルで、
暴発的。

黒は黒でも、
グロスからマットまで、
漆黒から、
うっすらとピンクを帯びたものまで。
表情は多彩。

これだけの味わいを、
単純極まりない中から生み出すのは、
やはりただ事ではない。

一生涯、打ち込んで、
それでも会得できるかどうか。

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